【2024年最新版】電磁気学の参考書・問題集おすすめランキング10選~レベル別に紹介~

参考書・問題集

単位が取れるようにわかりやすい参考書が知りたいな。

院試勉強用の参考書は何を選べばいいのだろう?

電磁気学の参考書はたくさんあり、どれを選べば良いか迷うものです。

そこで、レベル別・用途別におすすめの電磁気の参考書・問題集をランキングにしました。

レベル別・用途別は以下のように分けています。

レベル別・用途別一覧
  • 初学者向け参考書

  • 演習・定期テスト対策向け問題集 (中級者)

  • 院試対策用問題集
この記事を読んでわかること
  • 基礎が理解できるための電磁気学の参考書

  • その人に合った電磁気学の参考書

  • 院試勉強用の電磁気学の問題集

  • 参考書を10%OFFで買えるサービス

1. 初学者向け

まずは、初学者用の参考書について紹介していきます。

初学者の定義やランキングの基準は以下の通りです。

この記事での初学者とは
  • 電磁気学を独学で学ぼうとしている人

  • 大学の授業で電磁気学の基礎を理解できなかった人
ランキングの基準
  • 初学者にとって簡単でわかりやすいもの

  • 初学者に必要な範囲の単元の網羅性

参考書ごとにどんな人に向いているか書いてあるので、自分に合ったものを選べるように参考にしてください。

1位 単位が取れる電磁気学ノート

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講談社
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難易度2.0初学者向け
わかりやすさ5.0とてもわかりやすい
単元の網羅性2.5初学者には十分
特徴

1. 参考書の特徴

  • 東進ハイスクール講師の橋元先生が著者

2. 内容の特徴

  • 初学者に必要な範囲を網羅

  • 問題も適度にあり、解説も丁寧

  • 付録の数学の解説も丁寧

3. 説明の特徴

  • 理論的かつ簡単に説明

  • 図が多く説明が丁寧

  • 難しい現象もわかりやすくかみ砕いて説明

講義01 電磁気学の学び方
講義02 クローンの法則とガウスの法則
講義03 電位
講義04 導体
講義05 コンデンサーと静電エネルギー
講義06 誘電体
講義07 定常電流と磁場
講義08 ローレンツカ
講義09 変化する電磁場――変位電流と電磁誘導――
講義10 マクスウェルの方程式と電磁波

こんな人におすすめ
  • 独学で電磁気学を学ぼうとしている人

  • 大学の授業がわからない人

2位 電磁気学入門

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難易度2.0初学者向け
わかりやすさ4.5わかりやすい
単元の網羅性2.0少し物足りない所あり
特徴

1. 参考書の特徴

  • 理系大学生向けYoutuberヨビノリたくみ氏が編集サポーター

  • 現代にふさわしい電磁気学の新しいテキスト

2. 内容の特徴

  • 最も重要な項目に絞って丁寧に解説

  • ベクトル解析の解説が詳しい

  • 誘電体や分極の部分が網羅されていない

3. 説明の特徴

  • 公式の物理的意味の説明がわかりやすい

  • 例えを用いてわかりやすく説明

  • 図を多用に用いて、説明

電磁気学を理解するための大事な一歩
 A.スカラー場とベクトル場の微分 ~全微分,grad,div,rot~
 B.ベクトル場の積分 ~線積分,面積分,体積積分~
電磁気学入門
 1.静電場(I)~電場と電位~
 2.静電場(II)~導体とコンデンサー~
 3.電流
 4.静磁場
 5.電磁誘導
 6.マクスウェル方程式

電磁気学を理解するための大事な一歩

A.スカラー場とベクトル場の微分 ~全微分,grad,div,rot~
 A.1 電磁気学と微積分
 A.2 スカラー場とスカラー場の微分
  A.2.1 スカラー場とは
  A.2.2 スカラー場の偏微分
  A.2.3 全微分公式
  A.2.4 全微分公式の直観的な意味
  A.2.5 微分記号の導入
  A.2.6 gradの直観的な意味
  A.2.7 スカラー場の可視化 -等高面-
 A.3 ベクトル場の微分
  A.3.1 ベクトル場とは
  A.3.2 ベクトル場の発散(div)
  A.3.3 ベクトル場の循環(rot)
  A.3.4 循環(rot)のナブラ記号による表記とベクトルの外積
 A.4 ベクトル場の微分の意味
  A.4.1 ベクトル場のイメージ
  A.4.2 ベクトル場のrotとdivの計算練習
  A.4.3 divの意味
  A.4.4 rotの意味
  A.4.5 微分公式
 Practice

B.ベクトル場の積分 ~線積分,面積分,体積積分~
 B.1 線積分
  B.1.1 線積分の定義
  B.1.2 力学における線積分の例
  B.1.3 線積分の計算方法
  B.1.4 線積分の基本定理
 B.2 面積分
  B.2.1 面積分とは -磁場と磁束を例にして-
  B.2.2 面積分の定義
 B.3 ストークスの定理
  B.3.1 ストークスの定理とは
  B.3.2 ストークスの定理の証明(ステップ1)
  B.3.3 ストークスの定理の証明(ステップ2)
  B.3.4 ストークスの定理の証明(ステップ3)
  B.3.5 再びrotの意味
  B.3.6 ストークスの定理の応用
 B.4 体積積分
 B.5 ガウスの定理
  B.5.1 ガウスの定理とは
  B.5.2 ガウスの定理の証明(ステップ1)
  B.5.3 ガウスの定理の証明(ステップ2)
  B.5.4 再びdivの意味
 Practice

電磁気学入門

1.静電場(I)~電場と電位~
 1.1 静電気と電荷
 1.2 クーロンの法則
 1.3 電場
  1.3.1 電場とは
  1.3.2 点電荷がつくる電場
  1.3.3 電気力線
  1.3.4 電場の重ね合わせ
  1.3.5 様々な形状の電荷がつくる電場
 1.4 ガウスの法則
  1.4.1 点電荷に対するガウスの法則
  1.4.2 任意の閉曲面に対するガウスの法則
  1.4.3 ガウスの法則に関する補足
  1.4.4 ガウスの法則の応用
  1.4.5 連続的に分布する電荷がつくる電場
 1.5 電場の湧き出しとガウスの法則
 1.6 ガウスの法則の微分形
 1.7 電位
  1.7.1 静電場の渦なし条件 -点電荷が1個あるとき-
  1.7.2 電場の渦なし条件 -点電荷が複数あるとき-
  1.7.3 電位の定義
  1.7.4 電場と電位の関係
  1.7.5 点電荷がつくる電位
 本章のPoint
 Practice

2.静電場(II)~導体とコンデンサー~
 2.1 導体の性質
  2.1.1 帯電した導体球
  2.1.2 導体に蓄えられる静電エネルギー
 2.2 コンデンサー
  2.2.1 球殻コンデンサー
  2.2.2 平板コンデンサー
  2.2.3 コンデンサーに蓄えられる静電エネルギー
 2.3 ポアソン方程式
 本章のPoint
 Practice

3.電流
 3.1 自由電子の運動
 3.2 電流の定義
 3.3 電流密度の定義
 3.4 電流密度と電流の関係
 3.5 電荷保存則
  3.5.1 連続方程式
  3.5.2 連続方程式の微分形
  3.5.3 連続方程式の微分形の意味
 3.6 オームの法則
 3.7 ジュール熱
 3.8 キルヒホッフの法則
 3.9 コンデンサーを含む回路
 本章のPoint
 Practice

4.静磁場
 4.1 磁石と磁場
 4.2 アンペールの法則
 4.3 アンペールの法則の適用例
 4.4 ローレンツ力
 4.5 電流が磁場から受ける力
 4.6 磁場の渦なし条件
 4.7 アンペールの法則の微分形
 4.8 モノポールが存在しない条件
 4.9 ビオ-サバールの法則
 4.10 ビオ-サバールの法則の導出
  4.10.1 ベクトルポテンシャル
  4.10.2 ゲージ変換
  4.10.3 クーロンゲージ
  4.10.4 ビオ-サバールの法則の証明
 本章のPoint
 Practice

5.電磁誘導
 5.1 電磁誘導
 5.2 ファラデーの法則
 5.3 回路が動く場合
 5.4 コイルの自己インダクタンス
 5.5 自己インダクタンスの効果
 5.6 磁場のもつエネルギー
 5.7 共振回路
 本章のPoint
 Practice

6.マクスウェル方程式
 6.1 基本法則のまとめ
 6.2 ファラデーの法則の微分形
 6.3 変位電流
 6.4 マクスウェル方程式
 6.5 電磁場の性質
 6.6 相対性理論との関係
 本章のPoint
 Practice

こんな人におすすめ
  • ベクトル解析からしっかり理解したい人

  • 電磁気の最重要項目をまず理解したい人

3位 電磁気学キャンパス・ゼミ (マセマ)

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マセマ出版社
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難易度1.5入門者向け
わかりやすさ4.5わかりやすい
単元の網羅性1.5重要項目のみ
特徴

1. 参考書の特徴

  • 大学生が1番使っているマセマシリーズ

  • 物理的イメージと数学的な解説を両立

2. 内容の特徴

  • 例題が多く、例題で理解が深まる構成
    (例題は全40問程度)

  • 丁寧に書かれている代わりに、網羅性が低い

3. 説明の特徴

  • 数式 (途中式)の解説がかなり丁寧

  • 難しい用語や記号を丁寧に解説

  • 図が多く使われており、イメージしやすい

講義1 電磁気学のプロローグ
(電磁気学のプロローグ、スカラー場とベクトル場、ベクトル解析の基本)

講義2 静電場
(クーロンの法則からマクスウェルの方程式へ、電位と電場、導体、コンデンサー、誘電体)

講義3 定常電流と磁場
(定常電流が作る磁場、ビオ・サバールの法則とベクトル・ポテンシャル、アンペールの力とローレンツ力)

講義4 時間変化する電磁場
(アンペール・マクスウェルの法則、電磁誘導の法則、さまざまな回路)

講義5 マクスウェルの方程式と電磁波
(波動方程式、ダランベールの解、電磁波)

こんな人におすすめ
  • 数学が苦手な人

  • まずは、ざっくり電磁気を理解したい人

4位 よくわかる電磁気学

created by Rinker
東京図書
¥3,080 (2024/05/14 15:45:47時点 Amazon調べ-詳細)
難易度2.5発展的な内容もあり
わかりやすさ4.0わかりやすい
単元の網羅性3.0初学者越えの範囲も
特徴

1. 参考書の特徴

  • 物理的意味・イメージにこだわっている

  • つまずきにくいように丁寧に書かれた1冊

2. 内容の特徴

  • 単元の網羅性と1単元ごとも詳しい

  • 数学の物理的意味も記載

  • 数学についての解説も詳しい

3. 説明の特徴

  • 3次元の図を使い、イメージしやすい

  • 注やFAQでつまずきやすい所をフォロー

第0 章 電磁気学の歴史とその意義
第1 章 真空中の静電気力と電場
第2 章 ガウスの法則と電場の発散
第3 章 静電気力の位置エネルギーと電位
第4 章 導体と誘電体
第5 章 電流と回路
第6 章 静電場から静磁場へ
第7 章 静磁場の法則-その1 アンペールの法則
第8 章 静磁場の法則-その2 ビオ・サバールの法則
第9 章 静磁場の法則-その3 電流・動く電荷に働く力とポテンシャル
第10 章 磁性体中の磁場
第11 章 動的な電磁場電磁誘導
第12 章 変位電流とマックスウェル方程式
おわりに
付録A ベクトル解析の公式

第0章 電磁気学の歴史とその意義

0.1 電気と磁気はどのように発見されたか

0.2 電磁気学の発展

0.3 現在における電磁気学と電磁気以後の物理学

0.4 電磁気学が重要である理由

第1章 真空中の静電気力と電場

1.1 静電気

1.2 クーロンの法則

 1.2.1 逆自乗則

 1.2.2 ベクトルで表現するクーロンの法則

1.3 重ね合わせの原理

1.4 電場Eと電気力線

 1.4.1 電場Eの定義

 1.4.2 電気力線

 1.4.3 電気力線の力学的性質

1.5 いろんな電荷分布における電場Eの計算

 1.5.1 有限の長さの線上に広がった電荷による電場E

 1.5.2 円状の電荷による電場E

 1.5.3 球殻状の電荷による電場E

1.6 電荷分布から電場Eを求める式

1.7 立体角と電気力線

1.8 章末演習問題

第2章 ガウスの法則と電場の発散

2.1 ガウスの法則

 2.1.1 電気力線の流量(flux)の保存

  2.1.2 立体角から考えるガウスの法則

2.2 複数および連続的な電荷が存在する時のガウスの法則

    2.2.1 面上に広がった電荷による電場E

 2.2.2 一様に帯電した無限に長い棒

 2.2.3 一様に帯電した球

 2.2.4 平行平板コンデンサ

2.3 電場Eの発散:ガウスの法則の微分形

 2.3.1 直交座標系における発散

 2.3.2 発散のない電場Eの例

 2.3.3 divE =ρ/ε0の簡単な例

2.4 極座標でのdiv

  2.4.1 極座標のdiv の導出

 2.4.2 ∇を使った記法に関する注意

  2.4.3 極座標のdiv を使って電場Eを求める

2.5 章末演習問題

第3章 静電気力の位置エネルギーと電位

3.1 1次元の静電気力の位置エネルギーと電位

 3.1.1 力学的エネルギーの復習(1次元)

 3.1.2 1次元の静電気力の位置エネルギーと電位

3.2 3次元の空間で考える電位

 3.2.1 3次元の空間における位置エネルギー

 3.2.2 電位と電場Eの関係

3.3 rot と位置エネルギーの存在

  3.3.1 位置エネルギーが定義できる条件

 3.3.2 仕事が経路に依存しない条件

 3.3.3 rot のイメージ1:ボートの周回

 3.3.4 rot のイメージ2:電場車

3.4 電位の満たすべき方程式

  3.4.1 位置エネルギーの微分としてのクーロン力

 3.4.2 ポアッソン方程式

 3.4.3 ラプラシアンの物理的意味

3.5 電位の計算例

 3.5.1 一様な帯電球

 3.5.2 無限に広い板

  3.5.3 電気双極子

3.6 静電場の保つエネルギー

 3.6.1 位置エネルギーは誰のもの?

  3.6.2 電場のエネルギー?電荷と電位による表現

 3.6.3 電場の持つエネルギー?電場Eによる表現

 3.6.4 平行平板コンデンサの蓄えるエネルギー

3.7 電場の応力

 3.7.1 電気力線は短くなろうとする→電場の張力

 3.7.2 電気力線は混雑を避ける→電場の圧力

  3.7.3 応力から考える静電気力

3.8 章末演習問題

第4章 導体と誘電体

4.1 導体と電場・電位

 4.1.1 導体表面の電場E

4.2 導体付近の電場

  4.2.1 点電荷と平板導体

 4.2.2 平行電場内に置かれた導体球

4.3 静電容量

4.4 誘電体と分極

  4.4.1 分極

4.5 真電荷と分極電荷?静電気学の基本法則

4.6 強誘電体と自発分極

4.7 誘電体中の静電場の持つエネルギー

4.8 章末演習問題

第5章 電流と回路

5.1 導体を流れる電流

5.2 抵抗を流れる電流?オームの法則

5.3 ジュール熱

5.4 電池と起電力

5.5 キルヒホッフの法則

  5.5.1 電流の保存則

  5.5.2 電位の一意性

5.6 合成抵抗

5.7 回路を閉じた時に起こること

5.8 コンデンサの充電

5.9 章末演習問題

第6章 静電場から静磁場へ

6.1 磁場とは何か

  6.1.1 磁石の作る磁場

 6.1.2 電流の作る磁場

 6.1.3 磁場中の電流の受ける力

 6.1.4 磁極の正体

6.2 章末演習問題

第7章 静磁場の法則-その1 アンペールの法則

7.1 無限に長い直線電流による磁場

7.2 アンペールの法則

7.3 磁位

7.4 アンペールの法則の応用例

  7.4.1 ソレノイド内部の磁場

 7.4.2 平面板を流れる電流

7.5 章末演習問題

第8章 静磁場の法則-その2 ビオ・サバールの法則

8.1 ビオ・サバールの法則

 8.1.1 微分形の法則から場を求めること

 8.1.2 アンペールの法則との関係

 8.1.3 線積分で書いたビオ・サバールの法則

  8.1.4 ビオ・サバールの法則のもう一つの導出

8.2 ビオ・サバールの法則の応用

 8.2.1 円電流の軸上の磁場

 8.2.2 円電流の軸上以外での磁場

8.3 章末演習問題

第9章 静磁場の法則-その3 電流・動く電荷に働く力とポテンシャル

9.1 無限に長い直線電流間の力と、アンペアの定義

9.2 電流素片の間に働く力

9.3 導線の受ける力と動く電荷の受ける力

 9.3.1 ローレンツ力

  9.3.2 ローレンツ力を受けた荷電粒子の運動

 9.3.3 ホール効果

9.4 ベクトルポテンシャル

 9.4.1 数学的な定義

 9.4.2 Aの物理的意味

9.5 章末演習問題

第10章 磁性体中の磁場

10.1 磁性

 10.1.1 反磁性

 10.1.2 常磁性

  10.1.3 強磁性

10.2 磁場の表現?磁束密度Bと磁場H

 10.2.1 BとH

 10.2.2 透磁率

10.3 例題:一様に磁化した円筒形強磁性体

10.4 媒質が変わる場合の境界条件

10.5 章末演習問題

第11章 動的な電磁場電磁誘導

11.1 静的な場と動的な場

11.2 ファラデーの電磁誘導の法則

11.3 導線が動く時の電磁誘導のローレンツ力による解釈

 11.3.1 仕事をするのはいったい誰か?

11.4 磁束密度の時間変化と電場

 11.4.1 時間変動する電磁場の場合の電位

11.5 自己誘導・相互誘導

 11.5.1 自己インダクタンスと相互インダクタンス

11.6 コイルの蓄えるエネルギー

11.7 章末演習問題

第12章 変位電流とマックスウェル方程式

12.1 変位電流

 12.1.1 マックスウェルによる導入

 12.1.2 変位電流は磁場を作るか?

12.2 電磁波

 12.2.1 電磁波の方程式

12.3 電磁場のエネルギーの流れ

12.4 電磁運動量

12.5 直流回路で運ばれるエネルギー

12.6 章末演習問題

おわりに

付録A  ベクトル解析の公式

A.1 外積

A.2 直交座標、円筒座標、極座標の基底

A.3 微分

A.4 div , rot , grad の相互関係

A.4.1 grad のrot が0 であること

A.4.2 rot のdiv が0 であること

A.4.3 ストークスの定理

A.4.4 よく使う公式

A.4.5 rot (rot A) = grad (div A) -△A の直観的説明

こんな人におすすめ
  • 問題演習で詰まっている人

  • 電磁気学を少し詳しく・深く理解したい人

2. 演習用・定期テスト対策

次に、演習用・定期テスト対策用の問題集について紹介していきます。

このセクションでのターゲットとランキングの基準は以下の通りです。

ターゲット
  • 基礎が理解できている人

  • 院試や定期テストを見据えて、問題演習したいと思っている人
ランキングの基準
  • 解説が丁寧で中級者が理解しやすいもの

  • 問題の質 (院試や定期テストで頻出な良問)

  • 問題量と単元の網羅性

院試対策で使う人は、後で紹介する詳解 電磁気学演習を使って足りない範囲を補えば良いでしょう。

1位 演習しよう電磁気学

難易度3.5中級者レベル
解説の丁寧さ5.0かなり丁寧
問題の質5.0ほぼ全部良問
問題量4.0大問140問程度
単元の網羅性4.0典型問題は網羅
特徴

1. 問題集のスタイル

  • 定期テスト・院試対策用に作られた問題集

  • A~Cまで難易度別
    →自分のレベルに合わせやすい

2. 問題の特徴

  • 院試や定期テストの典型問題が中心

  • 電磁気に必要な数学を十分収録

3. 解説の特徴

  • 丁寧で見やすい解説

  • 問題の解説だけでなく、物理的な考察も記載

A~Cの難易度は、A: かなり簡単 B: 院試典型レベル C: 院試難問レベルです。

第1章 数学的準備

第2章 静電場

第3章 物質と静電場

第4章 定常電流と磁場

第5章 電磁誘導

第6章 マクスウェル方程式

付章 電磁波の放射

第1章 数学的準備
  1.1 ベクトルの基本性質
  1.2 ナブラ演算子
  1.3 レビ-チビタ記号
  1.4 座標系と∇
  1.5 線積分,面積分,体積積分
  1.6 ディラックのデルタ関数

第2章 静電場
  2.1 クーロンの法則
  2.2 ガウスの法則

第3章 物質と静電場
  3.1 導体と静電場
  3.2 コンデンサー
  3.3 誘電体
  3.4 特殊な解法

第4章 定常電流と磁場
  4.1 電流
  4.2 ビオ-サヴァールの法則
  4.3 磁場に関するガウスの法則
  4.4 アンペールの法則
  4.5 物質中の磁場

第5章 電磁誘導
  5.1 電磁誘導の法則
  5.2 電磁誘導と電流回路
  5.3 ローレンツ力

第6章 マクスウェル方程式
  6.1 アンペール-マクスウェルの法則
  6.2 電磁波
  6.3 電磁場のエネルギーと運動量

付章 電磁波の放射
  A.1 波動方程式の電磁波放射の解
  A.2 双極子放射
  A.3 荷電粒子の運動による双極子放射

こんな人におすすめ
  • 院試勉強

  • 定期テスト対策

2位 電磁気学演習[第3版]

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¥2,090 (2024/05/14 16:31:57時点 Amazon調べ-詳細)
難易度3.5中級者レベル
解説の丁寧さ4.5とても丁寧
問題の質4.5良問
問題量5.0大問440問程度
単元の網羅性4.5院試対策でも十分
特徴

1. 問題集のスタイル

  • サイエンス社出版の問題集

  • 例題とそれを発展させた問題というスタイル

2. 問題の特徴

  • 電磁気学のほとんどの範囲を網羅

  • 院試で頻出な問題が多数

  • 多種多様で豊富な問題量

3. 解説の特徴

  • 整頓された解説で見やすい

  • 図を多用に用いて解説

1 クーロンの法則

2 電位

3 コンデンサー

4 電流

5 電流と磁場

6 磁場から受ける力

7 磁性体

8 電磁誘導

9 電磁波

1 クーロンの法則
  1.1 クーロンの法則
  1.2 電場
  1.3 ガウスの法則

2 電位
  2.1 電位
  2.2 電気双極子
  2.3 静電エネルギー

3 コンデンサー
  3.1 コンデンサー
  3.2 導体系のコンデンサー
  3.3 電場内の誘電体

4 電流
  4.1 電流の定義
  4.2 起電力
  4.3 オームの法則
  4.4 電気伝導の一般論
  4.5 電力とジュール熱
  4.6 回路

5 電流と磁場
  5.1 磁束密度とビオ・サバールの法則
  5.2 アンペールの法則
  5.3 電流によってつくられる各種磁場

6 磁場から受ける力
  6.1 電流に作用する力
  6.2 荷電粒子に作用する力

7 磁性体
  7.1 磁性体
  7.2 磁場と磁性体
  7.3 磁気双極子

8 電磁誘導
  8.1 電磁誘導
  8.2 相互誘導・自己誘導
  8.3 交流

9 電磁波
  9.1 電束電流
  9.2 マクスウェルの方程式とポインティングベクトル
  9.3 電磁波
  9.4 媒質中での電磁波
  9.5 電磁波の伝送

こんな人におすすめ
  • 院試対策 (1冊で範囲を網羅したい人)

  • 電磁気学を深く学びたい人

3位 演習電磁気学キャンパス・ゼミ (マセマ)

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マセマ出版社
¥2,255 (2024/05/14 15:45:48時点 Amazon調べ-詳細)
難易度2.5基礎的な問題が中心
解説の丁寧さ5.0かなり丁寧
問題の質4.5良問
問題量3.5大問90問程度
単元の網羅性3.0基礎的な部分は網羅
特徴

1. 問題集のスタイル

  • 大学生が1番使っているマセマシリーズ

  • 1大問1ページ以上の丁寧な解説

2. 問題の特徴

  • 定期テストレベルの基礎的な典型問題

  • 各公式の証明問題もある

  • ヒントがあるので、段階的に演習可能

3. 解説の特徴

  • 特に数式(途中式)解説が丁寧

  • 図解が豊富で理解をサポート

  • 解説が穴埋め式になってるものもあり

1 電磁気学のプロローグ

2 静電場

3 定常電流と磁場

4 時間変化する電磁場

5 マクスウェルの方程式と電磁波

こんな人におすすめ
  • 定期テスト対策

3. 院試対策向け

最後に、院試対策向けの問題集について紹介していきます。

ランキングの基準は以下の通りです。

ランキングの基準
  • 地方国公立~旧帝大レベル向けのもの

  • 解説の丁寧さ

  • 問題の質

  • 問題量と単元の網羅性

1位 詳解 電磁気学演習

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難易度4.0典型問題から難問まで
解説の丁寧さ4.0丁寧
問題の質4.5良問
問題量5.0大問800問程度
単元の網羅性5.0電磁気のほぼ全範囲網羅
特徴

1. 問題集のスタイル

  • 例題と解答という感じのスタイル

  • 辞書としても使えて、院試の解答作りに必須

2. 問題の特徴

  • 電磁気のほぼ全範囲網羅

  • 院試で実際に出される問題も多数

  • 典型問題から難問まである
    どの大学の院試対策でも使える

3. 解説の特徴

  • 図解を多用に用いて解説

  • 物理的な根拠が明確

第1章 静電界I:真空中の静電界

第2章 静電界II:真空中の導体系

第3章 静電界III:誘電体中の静電界

第4章 静電界IV:静電界の特殊解法

第5章 定常電流

第6章 静磁界

第7章 電気磁気の相互作用I:定常電流と磁界

第8章 電気磁気の相互作用II:電磁誘導

第9章 交流

第10章 電磁波

第11章 電気力学

第12章 荷電粒子とプラズマ

第13章 エレクトロニクス

付録 数学と公式

§A ベクトル

§B 関数解析

第1章 静電界I:真空中の静電界
§1.真空中の電荷分布による静電界
§2.電気力線とGaussの定理

第2章 静電界II:真空中の導体系
§1.真空中の導体系一般論
§2.静電容量とその配列

第3章 静電界III:誘電体中の静電界
§1.誘電体中の静電界
§2.誘電体でのエネルギーと力
§3.特殊な誘電体

第4章 静電界IV:静電界の特殊解法
§1.電気映像
§2.Laplace方程式の解
§3.等角写像

第5章 定常電流
§1.Ohmの法則
§2.回路網の電流
§3.連続導体内の電流
§4.電力・Joule熱
§5.熱電現象

第6章 静磁界
§1.真空静磁界
§2.磁性体

第7章 電気磁気の相互作用I:定常電流と磁界
§1.定常電流による磁界
§2.磁気回路
§3.磁界が電流におよぼす力

第8章 電気磁気の相互作用II:電磁誘導
§1.電磁誘導
§2.インダクタンスの算出
§3.インダクタンスと電磁現象
§4.非定常電流の諸現象
§5.過渡現象

第9章 交流
§1.交流理論
§2.交流回路網

第10章 電磁波
§1.電磁波の伝搬
§2.電磁波の立体回路
§3.電磁波の放射

第11章 電気力学
§1.静止媒質中の電磁場
§2.運動媒質中の電磁波

第12章 荷電粒子とプラズマ
§1.電磁場内の電荷粒子の運動
§2.ゆるやかに変化する磁場での近似解とプラズマ

第13章 エレクトロニクス
§1.真空管回路
§2.トランジスター回路

付録 数学と公式
§A ベクトル
§B 関数解析

こんな人におすすめ
  • 院試で電磁気学が必要な人

  • 院試の過去問解答作成に悩んでいる人

問題量が多すぎるので、問題を絞って演習することをおすすめします。

2位 電磁気学 (大学院入試問題から学ぶシリーズ)

難易度4.0旧帝大レベル
解説の丁寧さ5.0かなり丁寧
問題の質4.5良問
問題量2.5大問50問程度
単元の網羅性4.0院試に頻出な範囲は網羅
特徴

1. 問題集のスタイル

  • 院試問題をとても丁寧に解説していく1冊

  • 院試の問題・解説を通して電磁気学を学ぶ

2. 問題の特徴

  • 院試に頻出な問題が厳

  • 旧帝大の院試問題が中心

3. 解説の特徴

  • 初学者でも理解できる丁寧な解説

  • 結果の考察や発展的な内容に関しても解説

  • 問題に対するアプローチの仕方も記載

第1章 電荷と静電場
第2章 静電場内の導体と誘電体
第3章 電流、磁場、磁性体
第4章 電磁誘導、マクスウェル方程式、電磁波
付録A ベクトル解析の諸公式
付録B ルジャンドル多項式とクーロンポテンシャル
付録C 薄い導体円板上の電荷分布

こんな人におすすめ
  • 旧帝大を受験する人

  • 電磁気学を深く理解したい人

3位 大学院入試合格演習

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難易度4.5院試典型問題から難問
解説の丁寧さ3.5普通
問題の質4.5良問
問題量3.0全大問150問程度
電磁気学 :35問程度
単元の網羅性4.0院試典型問題は網羅
特徴

1. 問題集のスタイル

  • 古典物理学の院試問題集

  • 力学、連続体力学、熱力学なども収録

2. 問題の特徴

  • 収録大学は地方国公立から旧帝大レベル

  • 1つの大問で平均5問程度ある
    本番に近い実践演習が可能

3. 解説の特徴

  • 院試問題の解答という感じ

  • 基礎が理解できていればわかる解説

1章 力学・振動
2章 連続体物理学
3章 熱物理学・伝熱
4章 電磁気学・電磁波
5章 光学・フォトニクス

1章 力学・振動
(ケプラー/衝突/実体振子/地球単振子力学/単振子/ばね円/電線の弛み変分懸垂線/台車/ダンパ振動/調速機/球棒衝突/剛体振子/円筒運動/球円板運動/ケプラー/軸ねじれ共振/宇宙ステーション/スカイスキー力学/放物体力学/プリンストン発電機調速機)

2章 連続体物理学
(油回転ポンプ/送電線鉄塔/流体/荷電粒子/温度風/字管/弾性/バネ/平板/拡散係数/電線弛度/カベンチュリー/水時計/波動/機械クエット/ペルトン/フランジ/境界層/プラズマ/ペルトン水車/真空/平板ナヴィエ・ストークス/ミリカン/平行非圧縮粘性)

3章 熱物理学・伝熱
(温度減率/成績係数/熱伝導/惑星/原子力発電/サバテサイクル/温泉発電/ランキン再生再熱/核分裂/アトキンソンサイクル/エリクソンサイクル/結合エネルギー/ピストン熱力/ジュールカルノー/エントロピー/ブレイトン/理論空気量/ヒートポンプ/ランキン/スターリング/冷凍/ヒートポンプ/伝熱/ビッグバン/ブレイトン/熱交換器ブレイトン/熱電対/揚水/ピストン/揚水発電/ディーゼル/アトキンソンサイクル/熱核融合)

4章 電磁気学・電磁波
(コイル/ポインティング/線路/表皮効果/誘電体/磁電管/平行平板ケーブル/核分裂/電磁波通過/電磁波反射屈折/電磁波反射/電磁波/電磁波反射/ジュール損失/コンデンサー/ガウス・ビオサバール/ソレノイド/磁気モーメント/表皮/粒子円筒/磁力線/コンデンサ/鏡像/回転導体棒/正方形コンデンサ/円板電極/表皮効果/同軸ケーブル/磁界中コイル/伝送線路/平行平板線路/同軸線路/双極子/伝送線路/伝送線路)

5章 光学・フォトニクス
(太陽電池/半導体レーザ/コンプトン/レーザ/レーザ核融合/フラウンホーファー/半導体レーザ/コンプトン/ルビー/電子回折/光屈折/準位レーザ/プランク/半導体レーザ/受光素子/半導体レーザ/干渉/コンプトン散乱/共鳴拡散/レーザ/半導体レーザ/光ファイバ)

こんな人におすすめ
  • 実践的な入試問題演習がしたい人

  • 力学・熱物理学・連続体物理学・光学も院試で必要な人

4. 参考書を10%OFF で買う方法

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メールアドレスやパスワードを記入して、ログインします。

(ⅰ) 新しいAmazonのアカウントを作成をタップします。

(ⅱ) 氏名、メールアドレス、パスワードを記入して、次に進むをタップします。

(ⅲ) 先程記入したメールアドレスに確認コードが届くのでそちらを画面に従って記入して下さい。

④ 学生認証

(ⅰ) 学生認証方法を選び、記入して下さい。

(ⅱ) 卒業予定年月を選択して下さい。

⑤ お支払い方法の選択と記入

お支払い方法を選択し、それぞれの指示に従って必要事項を記入して下さい。

記入が終わったら、6ヶ月の体験期間を試すをタップすれば登録完了です。

5. 迷ったらこれ

5.1 初学者

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理論的かつ簡単に説明されていて、とてもわかりやすいです。

5.2 演習用・定期テスト対策

定期テスト・院試対策用に作られた問題集で、丁寧で見やすい解説です。

5.3 院試対策用

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院試の過去問の解答を作成するのに、かなり役立ちます。

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